(会員へお知らせ)
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【参考】 月刊「全老連」1月号掲載 〔タイトル・本文〕
全会一致で決議--都道府県・指定都市老連会長会議
全国で「地域(子ども)見守りパトロール活動」を強化しよう!
--子どもの安全確保に老人クラブのパワーを活かそう--
昨今、児童をめぐる悲惨な事故が相次ぎ、子どもの安全を守るための集団登下校や付添い・通学路での見守りなどを実施する地域が増えています。
老人クラブでもここ数年、全国的に地域見守りパトロール活動が進んでいます。活動の目的は様々で、児童登下校の安全確保をはじめとして、防犯や要援護高齢者への見守り活動と幅広いものです。そのなかで宮崎県では県教育委員会と県老連が提携して全県的な子ども保護パトロールが展開されています。また福島県では「地域の孫を見守り隊」、岐阜県では「地域見守り運動」など全国的な活動へと広がっています。
このような活動が展開されるなかで先ごろ発生した広島市、栃木県の児童殺害事件は、老人クラブ関係者にも大きな衝撃が走りました。
事件の未然防止に向けて、去る12月7〜8日、神戸市にて開催された都道府県・指定都市老連会長会議において、「地域の子どもは地域で守ろう」を主旨に、「地域(子ども)見守りパトロール活動」を全国的に強化していく緊急提案が全会一致で決議されました。
この緊急提案を受けて、ぜひ全国のクラブ・老連で取り組んでいただきたいと存じます。
活動の実施にあたっては、まず地域の現状を知ることが大事です。老人クラブだけでなく、行政・警察や学校・PTA、自治会、社協、民生委員、婦人会など地域団体とも連携協力して、子どもたちや地域全体の安全・安心のまちづくりの取り組みに高齢者のパワーを活かそうではありませんか。