「成瀬ダム」工事区域の自然

その@ 原石山へのダンプ道路・木賊沢周辺

「成瀬ダム」の堤体を形造る岩石や砂利は、狐狼化山の北側から切り崩され運び込まれることになります。

大型ダンプで何千回、何万回と往復することになるでしょうが、その周辺の自然はどうなっているのでしょうか?

本来ならば、この地域は「栗駒山・栃ヶ森山周辺森林生態系保護地域」であるべきところでしたが・・・。

早速、歩いてみました(地図上の番号と写真の番号が対応しています)。一部は夏の写真も含まれています。

 

@ この豊かな広葉樹の森が「原石山」。

A 今年の大雪の雪崩に巻き込まれたブナが沢をふさいでいた。

B 地滑り地。この岩石がダム堤体には格好の材料?

C 沢のすぐ側まで木々が迫っている。

D 鬱蒼とした木立に囲まれ、向かいの「原石山」を臨めるところはそんなにない。

E 予定されているダンプ道路には数十年の年輪を重ねたブナなどが林立している。

F 左側は杉の人工林だが、右側(沢側)はブナなどの天然林が続く(真ん中は人が歩いている形跡の道)。

G 落差の大きな滝があり、直登は不可能だ。左側を巻いて上流に出る(夏の撮影)。

H 両岸の緑に囲まれて沢歩きは最高の涼だ(夏)。

I 木立が沢に覆い被さり昼でも沢は暗い。

J 三つの沢の合流点下流。この沢をダンプ道路が横切るかたちになる。

K 北ノ俣沢の中州にできた林のなかで(夏の撮影)。

L 北ノ俣沢わきのミズナラの大群生地。この緑に目と心を洗われる(夏の撮影)。

 

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