米屋ふくち店長の稲作日記
写真満載!ふくち店長の米作り日記です。
お米ができるまでをじっくりご覧ください♪
2020年 10月4日(日) くもり 最低16℃ 最高21.5℃
米屋ふくちは店長自ら米づくり
うちの稲刈りはすべて天日干しです。
天日干しの稲刈りは準備からとっても手間がかかります。
前準備からの作業のようすをじっくりご覧ください。
8月末に田んぼの水を落として、9月初めにはこの機械で田んぼに溝を切っておきます。
今年は7月の中干し時期に雨続きで、田んぼが全然乾かなかったので、ちょっと早め。
排水を良くしておかないと、
稲刈りの時に田んぼがぬかって大変なので、丁寧に溝を切ります。
9月初めから下旬まで毎朝、畔の草刈りです。
今年は朝の気温がいつまでも高かったので、早朝から汗だくで3時間の草刈り(;^_^A
9月下旬になって、ようやく草刈りが終わったら、
天日干し用の杭を運びます。
車が奥まで入れない棚田は、人力で担いで!!
次は杭を畔に突いていきます。これも人力で腕と腰がパンパンになる重労働(^^;
次に、杭にワラを引っ掛けるための横木を結びます。
稲刈り当日に田んぼの中に杭を突く場所もありますが、
前もってここまでやっておくと、当日の手間が省けます。
さあ稲刈り開始ですが、
まずは機械の入り口と、方向転換する田んぼの四隅を手刈りします。人手がかかる作業です。
うわーズブズブ!(@_@。
田んぼがぬかっている個所は、手刈りする面積が大きくなります(;^_^A
ようやく機械が入っての稲刈りです。
天日干しの稲刈りにコンバインは使いません。
手押しの小さなバインダーで、刈った稲を束ねていきます。
刈った稲束を、杭の横木に引っ掛けながらタテ・ヨコに積んでいきます。
このような干し方を『ホンニョがけ』といいます。
長い横木を組んで干す『ハセがけ』とは違います。
『穂仁王』がなまってホンニョという説ですが、
そう言われてみれば、ワラをまとった仁王様のようでしょ(^^)
稲刈りが終われば、ようやく朝仕事からは解放されますが、
去年のような台風なんて来ませんように(^^;
これから3週間ほど天日乾燥して
10月下旬に脱穀します。
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