米屋ふくち店長の稲作日記
写真満載!ふくち店長の米作り日記です。
お米ができるまでをじっくりご覧ください♪
2019年 5月27日(木) 晴れ 最低16℃ 最高33℃
田植えが終わりました。
真夏のような猛暑の3日間で汗だくでした~!(;^_^A
うちの田植えはあまり見たことのない独特な方法です!
じっくりご覧ください(^^)
田植え当日、苗代の苗を掘り起こします。
★4月29日の日記参照
うちの苗箱は特殊な「すじ状に底が抜けている箱」なので
根は床土まで達してこんなに伸びています。
なんと、その根をざっくり切ってしまいます!!(@_@。
なんで切っちゃうの~! そのわけは・・・
★4月29日の日記参照
普通の苗箱では根が箱の中で絡まって、マット状になったものを苗箱から外してセットした田植え機で引きちぎりながら植えられます。
そうすると現有の根で生きようとするので新しい根は出にくく、絡まった根が正常な位置に戻るまで時間がかかります。
それに対してうちの田植えは、
根を切ったら箱のまま田植え機にセットして
苗はこのように押し出されて
さらにこのようにカットして植えられます。
根を切ったことでイネの防衛本能が働いて
切り口からは一斉に新しい根が出てきます!
ちなみに↑これは、2日間田んぼの水につけておいた苗箱です。
切ったからこそ、たった2日でこんなに根が伸びるんです!(@_@。
この新しい根こそが養分を吸う力が一番強く、
根が地中でまっすぐ伸びるから根づき(活着)が抜群に早いんです(^^)
店長自ら田植え機を押します。
1株当たり3本植えが理想ですが、たまには1本や0本(欠株)の場合もあります。
欠株した所だけ、後についた人に手植えしてもらいます。
うちの田んぼは5か所に分かれてあるので移動も大変!(;^_^A
ここはひとめぼれの棚田
ササニシキも植え終わりました♪
ぬくぬく暖かかった苗代から田んぼという大海原に飛び出したちっちゃな稲。
これからの成長を楽しみに見守ってくださいね(#^^#)
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