|
A:現在の日本で呼ばれている、アパートとマンションは、正確にはどちらもアパートメント
(共同住宅)である。
しかし、現在の日本では、マンションの語源である大邸宅の意味から、鉄筋コンクリート
造の中高層共同住宅をマンション、低層の共同住宅をアパートと区別して呼んでいる。
|
|
|
|
|
A:高床式のこと。又は、高床式で出来た半屋外空間のこと。
(主に、庭園や通路、駐車場等に使用される。)
|
|
|
|
|
A:どちらも洋式建築で外に張り出した部分を指すが、明確な使い分けはないのであるが、
語源から使い分けると、ベランダは屋根付きの室外に張り出したスペースで、バルコニー
は、屋根のない室外に張り出したスペースとなる。
(同じ様な物で一階の掃き出し窓の外に設置される張り出しをテラスと呼ぶ。)
|
|
|
|
|
A:マンションの、共用廊下から玄関を少し後退させて作った空間の名称で、壁面の一部を
後退させて作った空間の総称。
|
|
|
|
Q:マンションのパンフレットで、屋上にハト小屋って記載されているが、
屋上で鳩を飼うのですか?
|
|
A:屋上のハト小屋とは、鳩を飼うのではなく、屋上に突き出た配管等を囲む、防水処理の為
に設けた工作物の事で、形が似ているのでこう呼ぶ。
|
|
|
|
Q:ラーメンってよく聞きますが、食べ物のことですか?
|
|
A:ラーメンとは、構造の名称で、語源はドイツ語で「梁」と言う意味です。
構造の方式は、極めて単純で、細長い骨組みを縦横に配置し、それらをしっかりとつなぎ
合わせて、形が崩れないようにした構造。
|
|
|
|
|
A:踊り場付きのU階段は、明治時代に西洋建築とともに伝わってきて、その頃のドレスで
着飾った麗人たちが、折れ曲がった優雅な階段を上り下りする時に、ふわっとドレスの
揺れる様が、舞台で踊っているように見えたので、踊り場の名前を付けたと思われる。
|
|
|
|
|
A:テラスは掃き出し窓の外に設置された張り出し部分の事を呼び、
犬走りとは、昔は城のお堀と城内の石垣との間の細い平場で、防護用の緩衝地地帯を呼
ぶ。現在の建築では、基礎の外周部分に細長く打たれたコンクリートの部分で、雨水に
よる基礎部分の掘れる事や、汚れが建物に跳ね返るのを防ぐ目的で設けられる。
|
|
|
|
|
A:建物を建てる為に、本体工事以外に必要な費用で、解体、造成、外構、家具、カーテン
等。附帯工事費用は、個々の諸条件が異なり、又、業者間でもそれぞれ区分けが違っ
ており、なかなか一般論では語れません。
住宅を建てようとしている方は、この事を十分に認識の上、わからない所は理解出来る
まで確認をするよう心がけることが必要です。
|
|
|
|
|
A:英語で屋根裏と言う意味で、建築業界では、屋根裏の一部を部屋と一体として利用する
空間をロフトと呼んでいる。
|
|
|
|
|
A:2層以上の高さにまたがって設けられる部屋、又は空間を呼ぶ。
|
|
|
|
Q:最近、ケイソウドの壁ってよく聞きますが、どんな壁のことですか?
|
|
A:珪藻土の壁とは、壁の仕上げ材として珪藻土を塗り、固めたものを呼ぶ。
珪藻土は、七輪の材料として使われている土で、プランクトンの死骸が、海底に堆積して
出来た土で、非常に小さな穴がたくさんあいている。その穴によって、調湿、空気清浄、
結露防止などの特長がある。(仕上がりは、漆喰に似ている。)
|
|
|
|
Q:○○坪とか、坪○○万とかいいますが、坪って何ですか?
|
|
A:昔の日本の長さの単位は、尺・間が使われており、1尺が30.3cm、1間が6尺で1m82cm
となり、1坪は面積の単位で1間x1間で3.3m2となります。
現在の日本は、メートル法の単位が使われていますが、大工さんなどは、現在もなお
尺貫法を使う方が多いようです。その為、建物の面積の単位を○○坪で表す場合が多い
ようですね。(1坪は畳2枚分の面積です。)
※尺貫法は、昭和34年にメートル法に切り替えられました。
|
|
|
|
Q:吹き抜けにキャットウォークとありますが、何ですか?
|
|
A:キャットウォークとは、高い所で人が近づきにくい場所にある機器の、点検や補修の為に
設けられた水平通路の意味。
吹き抜けに取り付ける場合は、電球の交換や窓や壁の清掃用の通路として設ける。
|
|
|